塊魂(カタマリダマシイ)

塊魂というゲームは星空を暗闇に変えてしまった親のために、地球に飛ばされてしまった王子が塊をころがしながら大きくしていくことで暗闇の星空に輝きをもどすという物語になっています。

この説明を読むと何とも深刻なストーリーのRPGか何かを想像してしまいそですが、プレイヤーはコントローラーを巧みに操り塊というかボールのようなものにあらゆる物を貼り付けて大きくしていくというスタイルのゲームで、暗いイメージは全くない笑える要素の多いゲーム内容になっています。

シナリオの前半は家の中の小さな物を塊に貼りつけていくことになるのですが、徐々に外にステージが変わり大きな物を貼りつけていく事になります。ゲームの終盤では地球単位での貼りつけ作業というような大きな規模の内容になっていて、飽きる事のないゲームの構成になっています。

ゲームの評価としては、操作感は初めはとまどうような感覚も慣れてくると特に問題はないと思いますし、音楽面の良さが目立つ作品でもあります。特にオープニングの曲は頭にしっかりと残るほどの個性豊かな曲ですし、全面を通してコミカルな感じでありながら有名な歌手なども利用している事もあり力の入れ方が伝わる出来に仕上がっています。

ゲームを全体的に見るといかにもナムコらしいゲームとなっていて、製作者の観点が豊かな面もわかる内容です。大抵のゲームの場合には類似してしまうゲームがあるのが普通なのですが、ナムコのゲームというのは独創性という意味でかなり目立つキャラクターやゲーム内容の事が多くなっています。

コミカルな反面で実際には世界の平和や地球の環境問題などを訴えている面もあるゲームで、「世界がひとつになる」というテーマになっています。タイトルからゲーム内容が想像できない面や説明の難しい内容であった事もあり発売当初はあまり人気がありませんでしたが、最終的にはゲームデザインなどで複数の受賞もしていますし、続編やベスト盤も発売されている事から人気の作品として今でも根強い人気のある作品のひとつになっています。